能古島にツーリング?に行っちきた
あと1週間で熊本に引っ越し(できればまた福岡に出てきたいと思ってるが)してしまうので
これまで行ったことのなかった近所を二輪で散策したりしてます。
んでまぁ、そういえば行った事の無かったよなぁというのが こちら
wikipedia-能古島: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8F%A4%E5%B3%B6
福岡市内(博多方面)の観光案内に必ず名前が載ってる場所なのですが
地元に住んでる人間はどんな場所かあまり知らない
ただマリノアシティに行くために乗る福岡タワー方面の西鉄バスに
「のこ渡船場行き」というバスがあることだけは知ってる、そんな場所です。
というわけでやってきました のこ渡船場。
以前向かいの西鉄姪浜営業所に忘れ物を受け取りに来た時以来ですね
マリノアシティの目と鼻の先。
昼過ぎに来るつもりだったのですがのんべんだらりとしてたので時刻は5時前です。
1時間に1or2本ペースで出ている能古島フェリーに乗り込みます
料金は大人往復440円 バイクは125cc以下は往復480円。
フェリーはちっこいタイプで、バイクも自転車と一緒でこんな感じ。
さらば九州本土
こんにちは能古島
・・・10分後。
到着。
早。
近っ！
えー、肉眼でタワーもドームもマリノアの観覧車も余裕で見える、つーか泳いでいける距離ですね。
都会の喧噪を離れた港町 ※だが都会が海の向こうに見える というなんとも不思議空間です。
天神に仕事で通ってるであろうOLが港町歩いてるってのがなんかもうすげぇな。
港で能古うどんとか有名なので食っておこうかと思ったんですが
生憎と平日の夕方だとやってるお店は無いのかな？
とりあえず日が暮れる前に島を西側からぐるっと回る事に
公民館やらグラウンドやらの脇を抜けて防波堤のある西の浜へ
時間が悪く逆光で使い物になる写真が無かったのですが
海の向こうには糸島あたりが見えますね
走れる道を走っていくと畑の途中に(元寇の時の)防塁っぽい段差があったりする
多分本当に防塁かな？急斜面だったので停車して写真が撮れなかったのが残念。
そのまま進む 『能古島自然探勝路』なる道へ。
自然探索…
島の西周りルートの雑木林の中をかろうじて舗装して走れるようにした感じの道ですね。
路面状況が良いところで停めて写真撮ったわけですが
路幅は軽自動車がギリギリ？ところどころ崩れてたり
アップダウン激しい上に枯れ葉が積もり放題でスリッピー。
「オフロードタイヤが欲しいな…」って感じの道でした
1速でエンブレ利かせてのーんびり…行くにはちょっと暗い。
やっぱりもっと早い時間に昼間来るべきでしたね。
ところどころにこんな感じで見所案内があります
途中に見える西側の海、西日と霞で中々幻想的
自然探索路の逆側入り口付近
…えーと… 中々陰惨な伝説だね…
逆側の入り口にもあったけども
なるほど、ここは早良区じゃなくて西区だったのか！！！
とそんな感じで探勝路を抜け、畑とか樹木園？の間の道を抜けていくと
島の北端
能古島アイランドパークに出ます。
有料(大人1000円)の公園らしいのですがとりあえず島を見たいが優先で食指が特に動かなかったので今回はパスで。
あんまりのんびりしすぎると島を見終わる前に日が暮れちゃうからね。
ちなみに向かいは無料の公園。花見に良さそうね。
島の東側へ
東側はわりと砂浜とかが目立つ
キャンプ村なんてのもあったり。
…今はオフシーズンだけど夏場は営業はしてる…のかな？
甘夏みかんがいっぱいなってます
あと菜の花もいっぱいで
桜と菜の花 バックには福岡ドーム、なんて不思議なショットが見れたりとか。
んであっさり島を一周。
バイクでのんびりでも40分くらいで一周できちゃいました。
時刻は18:00過ぎ
他に食い物屋も無いので港でやってるカフェに
なんかこうハワイアンなエスニックな。
名物の「ノコリータ」(名物能古サイダーに名物甘夏の汁を入れたものらしい、美味)を頂いてたら
お客さんとお店の人の雑談が聞こえてきた
「夕方から渡ってきて飯が食える場所が無いからそのまま帰っちゃう人がいるから…」
あ、僕がまさにそんな感じです。と口を挟む。
港の近くに本日開店のレストランがあるらしくそこの方が来てたっぽい。
島の価値はこれから上がる！と熱っぽく語る彼と島１周色々見てきた感想をおはなし
いや実際、天神中洲から水上バス直行10分がもうすぐ出来る訳で
現状、観光ルートで能古島とタワーとドームに行く循環バスでしか接点ないけど
この島はヨソからの観光客が遊びに来る場所じゃなくて 博多に住んでる人がちょっと遊びにくる場所
天神中洲から直行便あれば実際面白いと思う。
ちょこっと意気投合。
折角だし飯食っていきません？と言われる。
もの凄く魅力的な提案だったのだがそうなると飲んで泊まりたくなる。
僕は二輪で来てるので呑むと帰れないし夜は用事があるのでお暇することに。
今度またゆっくり来ます、と約束して手を振りながらフェリーへ。
フェリーに乗り込む前にnoconicoで急いでつくって貰ったタコス。
これ滅法美味かった。いいトコだ、ホントにまたこよう。
帰りのフェリーから見た 能古島に沈む夕焼けはとても綺麗でした。
港に戻って時計を見ると、自室を出てからほんの3時間しか経ってない
福岡市街からあっというまに遊んで帰ってこれる
都会の見える田舎っていう不思議空間、能古島。
九州他県の田舎生まれで博多在住、そんな感じの人間は凄く楽しめると思う。一度行ってみるといいかと。
